フォトライブラリから写真をインポートする

バージョン 2.7 で、フォトライブラリから複数の写真をまとめてアプリに取り込める機能が追加されました。このページでは、インポート処理の細かな挙動についてご説明します。

1 枚の写真をインポートする

「1 枚の写真をインポート」を選ぶと、アプリに追加する写真を選択するための写真プレビュー/エディタが開きます。取り込んだ写真を確認したり、メモを編集したり、手書きの注釈を追加したりしたうえで保存すると、アプリに追加されます。

複数の写真をインポートする

複数の写真をインポートする際に注意していただきたいのが「住所の検索」です。

写真の位置情報から住所を割り出すために Apple のジオコーディングサービスが使われます。このサービスは、デバイスごと、分・時・日単位でのリクエスト回数に上限が設けられています。

本アプリは、Apple が定めるジオコーディングサービスの公正使用ガイドラインに従います。住所解決を有効にしてインポートする場合、アプリは Apple のサービスへの問い合わせを 1 件ずつ順番に行います。これにより、バッチインポート全体の速度は落ちますが、その代わりに、すべてのジオコーディングリクエストを確実に成功させることを優先しています。

現時点では、Apple は 1 台のデバイスからのリクエストを 1 分あたり 50 件程度に制限しているようです。位置情報が付いた写真を大量に含むバッチで住所解決を指定した場合、公正使用の枠を超過したリクエストは失敗し、インポート後に住所が入っていない写真が残ることがあります。

1 回のインポートバッチあたり 50 枚程度に抑えるのが現実的です。実際に試しながら調整してください。国や地域によって上限が異なる場合もあります。

写真をバッチでインポートすると、現在設定されているメモがインポート済みの全画像に適用されます。これらのメモは、あとから個別に編集できます(メニュー > ポイント)。

ライブラリへのアクセスが制限されている場合のインポート

iOS 14 以降では、新しいプライバシーモードとして「ユーザーが明示的に選択した写真のみアクセスを許可」が利用できます。このレベルに設定されている場合、アプリはアクセスを許可された写真の位置情報にしかアクセスできません。インポートのために別の写真を選択しても、アプリのアクセスが許可されていない写真については、位置情報を読み取れません。

iOS 14 で Apple が導入したフォトピッカーは非常にセキュアな仕組みですが、一点だけ残念な制限があります。ピッカーの中で「すでにアプリにアクセスを許可済みの写真」を判別する手段がありません。そのため、アクセスを許可していない写真を誤って選ばないよう注意する必要があり、これに外れた写真を選んでしまうと、位置情報は取得されません。

これは、アプリのフォトライブラリへのアクセスを「選択した写真」に限定している場合のみ該当します。選択中の写真は、iPhone の設定から管理できます(設定 > 下にスクロールしてアプリの行 > 「写真」をタップ)。