Google Earth 上の KMZ ファイルをアプリ向けに調整・カスタマイズする

Google Earth でポイントをクリックしたときに表示される写真バルーンの大きさと内容を変更する

想定シーン:Google Earth に読み込んだデータを他の人に見せる際に、バルーン内の画像をもっと大きくしたい、あるいは写真メモに含まれる別のデータもバルーンに表示したい、というような状況です。

  1. KMZ ファイルを PC または Mac の Google Earth で開き、ルートフォルダを右クリック > 「情報を見る」をクリックします。

「スタイル、色」をクリックします。

現時点では、アプリは既定で次のバルーンスタイルをエクスポートします。

<h2>$[name]</h2><img width='280' src='$[blcPoint/image]'/><p>$[blcPoint/audio/displayName]:$[blcPoint/audio]</p><br/>$[blcPoint/uuid/displayName]: <i>$[blcPoint/uuid]</i>.

より大きなバルーンで、大きな画像を表示したい場合は、<img width='280'280500 やそれ以上に変更してください。

画像 UUID の代わりに画像のメモをバルーンの下部に表示したい場合は、末尾の

$[blcPoint/uuid/displayName]: <i>$[blcPoint/uuid]</i>.

の部分を

<h3>Notes: $[blcPoint/imageNotes]</h3>.

に置き換えます。

ここで使っている名前はどこから来ているのでしょうか。これらは、アプリがエクスポートする Google Earth のドキュメントスキーマに基づいています。写真フィールドとして次のものが利用できます。

  • uuid
  • angle
  • address
  • imageNotes

KML ファイル内では、次のように記述されています。

<SimpleData name="uuid">266A7DD8-D9E5-4E7B-B314-0AF13290F834</SimpleData>
<SimpleData name="angle">58.00</SimpleData>
<SimpleData name="address"><![CDATA[V třešňovce 229/14, 190 00 Prague, CZ]]></SimpleData>
<SimpleData name="imageNotes"><![CDATA[My title 2 Poznámka A+D V třešňovce 229/14, 190 00 Prague, CZ ]]></SimpleData>
<SimpleData name="image">266A7DD8-D9E5-4E7B-B314-0AF13290F834.jpg</SimpleData>

次のようにバルーンスタイルを変更したとします。

<h2>$[name]</h2><img width='500' src='$[blcPoint/image]'/><p>

<h3>Notes: $[blcPoint/imageNotes]</h3>

$[blcPoint/uuid/displayName]: <i>$[blcPoint/uuid]</i>

すると、バルーンは次のように表示されます。

お役に立てれば幸いです。

あくまで一例ですので、ご自身でも試してみてください。KMZ ファイルに関して他にやりたいことがあれば、お気軽にお知らせください。

KMZ ファイルを展開して、オリジナル写真とすべての写真・ポイントの情報を含むプレーンテキストの KML ファイルを取り出す

KMZ ファイルは、実体としては ZIP ファイルです。拡張子を .zip に変更して解凍すると、すべての写真・ポイントのデータを含む doc.kml(XML/テキストファイル)と、エクスポートされた写真が入ったフォルダが得られます。

doc.kml ファイルは画像を一意の識別子で参照しており、解凍したフォルダ内の写真ファイル名は、この doc.kml ファイル内に現れる UUID と対応しています。


生の KML/KMZ ファイルを扱う

imageNotes フィールドからプレースマーク名を自動更新する Python スクリプトなど、生の KML ファイルを使ったプログラム的なワークフローについては、 KML ファイルのヒントと例 をご参照ください。